2013年8月23日金曜日

未来ノスタルジア(Purple Software)

本当に私好みのエンディングでした!(*^-^*)



「秋色恋歌」や「明日の君と逢うために」等でお世話になったPurpleさんですが、
2011年に発売したこの「未来ノスタルジア」が泣きゲーだとのことでした。

積みゲー故にプレイが遅くなってしまいましたが、
色々書いていきたいと思います!!


まず「未来ノスタルジア」というタイトルからSFを想像される方が多いと思いますが、
実はサイエンスフィクションではありません!

科学物というよりは、超能力物と言った方が適切であるように思います。

タイムマシンではなく、超能力で時間を跳躍しちゃうわけです。



まずはどのようなストーリーかを簡単に説明致しますです。



主人公である工藤陽一は超能力を持っています。

超能力を持っていることは決して他人には教えてはいけないため、
日頃は力を使うことなく普通の人として学園生活を送っています。

そんな中、「あなたに未来で振られた」という謎の少女「杏奈」と出会い、
そこから物語は動き始めます。



…ひょっとしたらこの段階で「なんとなく面白くなさそう」
と感じた方がいらっしゃるかもしれません。
なので、あえて結論から言いたいと思います!


素晴らしい内容でした!!!!



シナリオはコメディ調が強いわけでなく、かと言ってシリアスで重たいものでもありません。
淡々とした文章なのですが、比較的読みやすいのではないかと思います。


攻略キャラクターは、

未来からきた謎の超能力少女「杏奈」、
何故か主人公を嫌うツンデレ巫女「伊織」、
マイペース、ゲーム好き、超金持ちで幼馴染の「詩」、
義理の妹で、運動大好きな「野乃」
野乃の双子の妹で、クールガールな「日奈乃」

の五人になります。

Key作品のように変わった口癖を言うキャラは特にいませんが、
なかなか個性が強いキャラだったと思います。笑


攻略順に関しては、
野乃、日奈乃(姉妹の順番は逆でも可)、詩、伊織、杏奈
という順番を私はお勧めします!!!

双子姉妹のルートは、物語の核には直接関わらないシナリオなので、
正直面白みのないシナリオだと思います。
プレイする必要性を感じないかもです。。

挫折したくなるプレイヤーさんもいると思います。


ですが、私は上記にてこの作品を素晴らしいと評価しました。

その素晴らしさとは、物語の中枢となる詩、伊織、杏奈の
3ルートをプレイすることで感じることができると思います。

とくに伊織を終えてからの杏奈ルート内で、
いろんな伏線を回収する杏奈の過去の話は、
涙なしで文章を読み進めることができませんでした(><)

ネットでみかける、オールクリアに価値あり!という評価は、
まさしくその通りだと感じました。

杏奈ルートをプレイしてようやく、
私はこのゲームを「綺麗な泣きゲー」なんだと理解することができました。

それぐらい私の好みの内容だったです!
皆様にも是非味わって欲しいです。



さて…ここらで、本作におけるシナリオ意外でPurpleさんに秀逸だと感じた点を、
素人なりにいくつか述べようと思います。


まずキャラクターグラフィックの「塗り」の丁寧さです。
詩の衣服なんかを見てきただけると分かりやすいのですが、かなり細かいです!


続いて背景アニメーションの美しさです。
Purpleさんの過去作品でもそうですが、とくに「水」に対するアニメーションが綺麗です。
今回でも背景の噴水は、水が流れる様子をかなり上手く表現しています。


これはPurpleさん以外のブランドでも見受けられることですが、
後ろ姿の立ち絵が用意されているのは素敵です。
「もしも明日が晴れならば」なんかでも感じたことですが、
主人公の視点を自然に表現できるので、かなり好感が持てます。

日奈乃の眼鏡をつけるかつけないか選択できるのは、
ある意味凄いと思いました。笑



…いろいろ書いていますが、本作品はテーマがはっきりした作品だとかそういうわけではなく、
杏奈というメインヒロインに感情移入さえできれば、
それだけでプレイして良かったと思える内容だと思います。

引っかかる点がないわけではありませんが、
私自身の好みと合っていたので本当に良かったです。


伏線とか世界設定ではなく、
感情に重点をおいた、まさしく「泣きゲー」をプレイしたい方に、
お勧めできる作品だと私は思っています。



最後に私の一番好きなサブキャラの名前をば。



クローーー!!!!!!!!!!!!!



ランクA!


2 件のコメント:

  1. 未来ノスタルジアってタイトルが良いですね。
    なんか科学っぽくて!
    ただ、科学系の話ではないんですね(笑)

    未プレイの自分ですが、√ごとで話が完全に独立しているのではなく、全ての√をやることで伏線を回収できる点に惹かれました。

    未来ノプレイリストに入れたいと思います(^^)

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    返信
    1. こんにちはです、すぴかさんm(_ _)m

      私もタイトルだけきいて、「タイムマシンがでてくる科学物」と思っていました。笑

      なかなか良いゲームだと感じたので、おすすめでふよ♪(^ω^)

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