軽くフリーソフトのゲームでもプレイしてみよう!
なんて気持ちでプレイしてみたByeですが、…軽くなんてなかったです。
私の経験上、フリーのノベルゲームはプレイ時間が1時間から3時間程度で
終わることが多いです。
ですが、このByeは総プレイ時間が10時間を超えてしまいます。
…ボリューミーです!
また登場人物のほとんど全てが、孤児か障害持ちなのです。
作品自体とても重たいものとなっています。
義理の妹と過ごす主人公の家に、孤児院出身の少女を新しく姉として迎え入れて、
そして姉を含む様々なキャラクターと交流を深めていくという物語です。
なお今回のこの記事内容は、ほとんどをシナリオ部分についてとします。
原画、音楽、システムに関しては、フリーソフトということもあり、
良くも悪くもあまり意識しませんでした。
なのでシナリオについて書きます!
ストーリー展開の簡単な説明をいたしますと、
序盤はどたばたしつつ、キャラクターと舞台設定の紹介で、
中盤以降は各々が自身の問題を見つめつつのシリアスな雰囲気でストーリーを展開していきます。
個人的に、序盤はプレイしにくかったです…(^^;)
会話にぽかーんとなっていました。人によっては心が折れるかもです><
中盤以降はシリアスなんですが、決してつなたい表現ではなく、
リアルな文章でプレイヤーを作品に引き込んでくれます。
…ちなみにリアルといっても表現の話で、物語は少し超常現象設定も入っています。
ストーリーは全部で五章あり、平行世界的な感じで書かれています。
各章の時間軸は同じで、視点とストーリー展開が異なります。
二章以降は、一章でキャラクターの設定を理解した上で読み進めるため、
無駄なくいきなりシリアスに話が進んでゆきます。
そういった理由もあり私は二章から四章までは集中してさくっとプレイすることができました!
一章時点での疑問なんかも解決してくれるので、かなり読みやすかったです。
最終章も似たような感じなのですが、個人的に少しだけ違和感が残る章でした。
違和感の理由に関しては、ネタばれになりかねないのでここでは言わないことにします。
すいませんです…m(_ _)m
本作はフリーソフトであるにも関わらず、
ちょっとした有料ゲーム以上の内容量となっているわけですが、
私が思うにそれだけ作者が本気だったんだと思うんです。
文章からも、これを伝えたい!っていうのがかなり伝わってきました。
生きること、夢、そして相互理解がこの作品のテーマなのではないでしょうか。
私はプレイしていてそう感じました。
違っていたら恥ずかしいです。笑
テーマ性もしっかりしていて内容も濃いこの作品なのですが、
こういった内容なので、疲れてしまう方も多いと思います。
もしもこの作品に興味を持った方がいらっしゃったなら、
ある程度の疲労は覚悟したほうが良いかもです!
ですがフリーソフトにも関わらず、これだけ内容もあるので、
変な作品をするくらいならByeをした方が良いと思います。
私は泣きはしませんでしたが、心から作者を尊敬した作品です!
…最後に私の好きなところをば。
妹のパンドラの箱、最高です!!
ああいう人間味があるキャラクター性はかなり好きです!!!
ランクB+!
↓
ダウンロードの方法を記載いたします。
以下のURLへ移動しましょう。
http://www.mephe.com/page/bye/
上記のページから圧縮ファイルをダウンロードしましょう。
圧縮ファイルを解凍することで、ゲームをプレイできます(^^)
私は一番下の「つんでれみらー」よりダウンロードいたしました!
公式のページはこちらです。
http://www.mephe.com/traum_burg/
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