2013年3月21日木曜日

キラ☆キラ(OVERDRIVE)

さすがは瀬戸口廉也(シナリオ)さんでした!



…プレイする前の私のイメージですが、
明るい雰囲気で、唯それだけが楽しい作品かもしれないな。

と思ったわけです。


で、実際にプレイしてどう思ったか…。
以下に記していきます!


まず、物語の説明から入りますが、
主人公である前島鹿之助は「第二文芸部」に幽霊部員として所属しています。
そして紆余曲折を経て、三人のヒロイン達と第二文芸部として
文化祭にロックバンドとして出演することになります。


しかし、美少女ゲーム版の「けいおん」、なんて思ったら大間違いです!

ロックバンドを組んでいる点、作品名が「キラ☆キラ」である点、
そしてメインヒロインの名前が「きらり」である点。

…上記の理由で私はもっとポップなものを想像していたわけです。
事実、ヒロインを二名ほど攻略した時点での私の予想はほとんど的中していました。

そしてメインヒロインである「椎野きらり」ルートを終えた時に思ったのです。
自分の予想よりも遥かに内容に重みのある作品だと。

本当に「SWAN SONG」と同じライターなんだな、と感じました。


泣きゲーということで私は伺っていたのですが、たしかに感動的です。

病弱ヒロイン「樫原紗理奈」、しっかりものの「石動千絵」、
天才肌の「椎野きらり」、の三人が攻略ヒロインです。

千絵ルート、紗理奈ルートには突出して光っているようなものを感じはしませんでした。
なんというか、美少女ゲームって感じです!もちろん十二分に楽しめる内容ですよ!

ですが、きらりルートの破壊力はやばいです、、。
人によっては鬱ゲーと感じる方もいらっしゃると思います><

なんにせよ、このような理由から
千絵、紗理奈、きらり1、きらり2、
の順番に攻略することをお勧めします!

あろみにかは、濃厚なシナリオを最後にとっておくタイプです!笑
なお、きらり2ルートは、千絵、紗理奈、きらり1のエンドを見ないと突入できないそうです!

これは私の勝手なお勧めなので、自分の好きなようにプレイするのが一番かもです(^^;)


イラストは、綺麗系と言うべきか、可愛い系と言うべきか判断に迷います。
中には絵柄が嫌いな方もいるかもしれません。…特徴的です!
個人的には耳元が少しだけ気になりました。丸すぎる感じがします。


BGMはエレキギターをコードで弾いたような、ロック調(?)なものが多いです!
お気に入りの挿入歌は「君の元へ」です(*^-^*)
あのライブシーンにも感動いたしました。


ここで少し話は変わりますが、あろみにかは実はドラムを叩いたりするわけです。
中学時代や高校時代に、私も文化祭に出演したりしました。
…「特訓」や路上ライブはしませんでしたけれど、、。笑

インディーズバンドのライブを見に行ったこともあります。

その関係もあってかストーリー中のそういう描写につい目が行ってしまいますが、
なかなかに丁寧に背景やテキストで詳細を描いているので好感もてますです。

作中のオリジナル曲も単調さが手作り感を出していて良いです!
…対して「けいおん」は演奏や作曲がプロの犯行すぎます。笑
もちろんそこが良かったりもするので、一長一短だと思います!

すぐに「けいおん」と比較するとこなんかも、にわかっぽいですが、
ちょっとでもイメージが伝わればと思います。


インディーズロックに興味がある人なんかにプレイして欲しい作品です!
若干美少女ゲーム化された形ですが、私は面白いと感じました!!



…最後になんとなく。

こういったゲームは終えた後に他人の感想を見たりするのも楽しいと思います。
ドストエフスキーの「罪と罰」と「キラ☆キラ」の関連性について、
考察しているものを見つけたので、もし興味がある人は調べてみるのもありかと!
こじつけと感じるかもですが、よろしければ見てみてください!
ネタバレありなので、クリアしてない人にはお勧めしません!
「キラ☆キラ 感想」で検索したら見つかるかも!笑

あと個人的に嬉しかった点ですが、
スペシャクサンクスに「Key」が!!!(^o^)

脱線しましたが、以上です!


ランクA!


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