2013年2月25日月曜日

銀色(ねこねこソフト)

ねこねこソフトが注目された2000年の作品です!



「代償を払うからこそ、得るものに価値が生まれるのです」




やっぱり2000年の作品になりますと、どうしても絵に古さっていうものを感じてしまいます。
ですが、大事なのはやっぱり作品全体の総合的な出来だと思います。
私は基本的にシナリオ重視です!(^^)

とにもかくにも、銀色はねこねこソフトで一番プレイしたかった作品で、
さっそく記事にしたいと思います。


まずシナリオは四つの章で構成されています。
一章から四章まで、昔の話から現代に至るまでの銀色の糸に纏わるストーリーです。

物語は終始シリアスです。
コミカルな雰囲気などはほとんどなく、鬱ゲーと呼ばれたりもします。

銀糸を物語の軸とした、その時代その時代の男女達の悲しい物語は、
心にくるものがあると思います。
人を殺すシーンや、血だらけのおにぎりを食べるシーンなども存在し、
耐性がない人にはキツいシナリオかもです、、。


ヒロインに攻略順はなく、各章を読み進めるだけなので、あまりゲーム性はないですが、
ときどき選択肢を間違えるとバッドエンドに向かうこともあるので、
まめにセーブはしておきましょう!

個人的に一番好きなヒロインは、一章の名無しさんでした!
どうしてかヒロインの中で一番綺麗に見えました、、。

全ての章が心に来るような内容なのですが、とくに一章と二章の人気が高いようです。
泣きはしませんでしたが、私は一章に一番感動しました!

ちなみに私は「銀色 完全版」をプレイしたので、実は物語が五章まであったのですが、
そこで伏線回収的なこともされているので、皆さんにも完全版をお勧めします!
…ねーちんにもボイスついていますし。笑

グラフィックに関しては古い作画ですし、綺麗でバランス良い絵とは言えませんが、
慣れてしまえば私は気になりませんでした。


さて、、、正直に申し上げます。
この銀色なんですが、噂に違わない名作だと感じました。
とくに秀逸だと思ったのは演出です!
四章なんかは現代と過去のストーリーが混ぜ合わさった章なのですが、
違和感なく時代を切り替えるんです。


人によっては読みにくいと感じるかもですが、銀糸にまつわるおとぎ話が、
時代を超えて関係し合っているということが、私には効果的に演出されていたように感じました。

その他「ねーちん」のキャラクターなど、プレイヤーに衝撃を与えつつ、
そして読ませるシナリオなど、素晴らしいと思います。


ダークなストーリーにはなりますが、
泣きゲー好きの方には是非プレイして欲しいと思える作品でした!


ランクA!



2 件のコメント:

  1. こんにちは、あろみにかさん。

    部屋の片隅に銀色を積んでしまってるすぴかです(^_^;)
    ちゃんとプレイしないとですね・・・・・。

    良いシナリオというのは物語の背景がしっかりしていることだと思います。
    そういう意味で、あろみにかさんのレビューに書かれてるように過去の話を上手く取り込む演出ができてる銀色は良いゲームなのだと感じました(^^)

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    返信
    1. こんにちはすぴかさん!


      拙い文章でのレビューなので、
      ものすごく分かりにくかったと思います。
      ですが、ほんのちょっとでも何かしらが伝わったなら嬉しい限りです^^

      さりげなく銀色を購入済みなすぴかさんに、
      この記事を読んで頂いて幸せです笑

      削除

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