2012年7月31日火曜日

Rewrite(Key)

ハードルが高すぎな作品




2011年発売のKeyのリライト!今さらですがクリアしました!
田中ロミオさんは大好きなライターさんなんですが、Keyでの作品でということで、プレイするかとまどってしまいました。また、ライターに尊敬する痲枝さんがいないのもプレイの遅れた理由の一つです。

プレイ感想に入ります。
こんなことはあまり言いたくないのですが、やっぱりこれまでのKeyファンとしては少々残念な作品でした。田中ロミオさん、竜騎士07さん、外注のライターさんがブランドに合っていないと感じました。Keyの作品は人の優しさ、思いやり、温かさ、を表現するのが秀逸なブランドだと考えていました。しかし本作ではそういった人の心の面よりも、価値観や世界・物語の構造、バトルといったものにシフトチェンジしたようにも感じました。
しかし、バトルを書くには表現がもの足りなく、価値観を説いたり、世界観で楽しませるには設定がチープすぎるような、そんな気がしました。
バトル好き、変わった世界観が好き、泣きゲー好き、どのプレイヤー層も中途半端な印象を受けるかもしれません。

原画の樋上いたるさんの絵柄は、とても優しい絵柄で素敵だと思います。ですが、今回の作風には合わなかったかもしれません。バトル等を表現するには迫力にかける気がします。逆にこれまでの作品のように、人の温かさを描いたような作品でこそ、光るものがあると思います。

BGMに関しては、タイトル曲が大好きです!調べてみたら大好きな痲枝さん作曲でした。笑

声優に関しては、表声優、裏声優を混ぜた豪華なキャストだと感じました。
個人的に小鳥役の斎藤千和さんに感動しました。声の音色やトーンの使いわけ、富士子の物まねなど素直に尊敬しました。

キャラクターは小鳥、朱音が大好きです!
とくに小鳥の言動や、行動には癒されました ><

改めて全体の評価ですが、システム面など、マッピーシステムは微妙であってもなくても良い気がしました。クエストや友達は楽しめると思います。
しかし、これまでのKey作品を求めている方は痛い目をみるかもしれません。決してつまらなくはないのですが、全体的に中途半端な印象をこの作品からは受けてしまいました。

私は作品内で泣けるようなところは見つけられませんでした。
決してつまらなくはないのですが、Keyであること、評価の高さから見てしまうと、やはりハードルが高すぎる気がします。
プレイ前の予想通り、微妙な作品となってしまいました><



ランクB!

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