このゲーム、好きな人はかなりツボにハマると思います。
かなり感動的なシナリオになっています。
シナリオは人の気持ちや思いやりを主に描いています。ですが自分の中でひっかかったのが、主人公が隠そうとしていることを勝手に調べるヒロイン、その知ってしまった主人公の秘密を相談という形で別のヒロイン達に伝えていく様子は何かひっかかるものがありました。結果として、それゆえの優しさだったりがストーリーの基盤になるのかもしれませんが、、。
また一度読み終えた話をヒロイン視点とはいえ、もう一度読み進めていくのは少々疲れました。
他にもヒロインが別ルートだと嫉妬して喧嘩になったり気持ちいい作品ではありません。ギャグシーンなんかも私のツボには入らず、そんなに笑える内容ではなかったと思います。
それでも、死生観を扱ったこの作品。私も思わず泣いてしまいました。
各ストーリーの最後は切ない気持ちがこみあげてきます。
絵柄は、男性キャラ細くないだろうか?と思ったりもしましたが、そんなにひどいものではないと思います。プレイ中それほど違和感は感じませんでした。
音楽も派手な曲は少なく、私はこのゲームに対して本当に泣きのみで勝負している印象をうけました。
シナリオの終盤の泣きがこの作品の本質だと思います。プレイヤーを泣かせるための作品です。ですので、途中で飽きてしまったとしても、最後までやってほしいと思います。
全体としての評価はあまり高くはないのですが、「泣き」としてのみなら、楽しめる作品だと思います。
遙海さんは個人的に一番良い内容で、またその他ヒロインのまとめ的なところも含んでいると思うのでぜひともこのキャラは最後にやってみてください。
ランクB!
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