2012年6月19日火曜日

そして明日の世界より――(etude)

雰囲気が独特




この作品は雰囲気がやわらかくて、やさしい印象の作品です。
おだやかな暮らしのなか、急におとずれた日常の崩壊。そんな中すごしていく主人公とヒロイン達の素敵な物語です。

シナリオに関しては良い意味で言うとおだやか、悪い意味で言うと退屈な日常シーンかもしれません。
共通ルート、個別ルートでの良いシーンはたくさんありますが、それよりもこの作品の本質はやはり各シナリオクリア後に現れるシナリオだと思います。
文章が合わない方も是非最後まで読み切ってほしいシナリオです。

絵に関しては、キャラクターよりも私は背景の美しさにひかれました。
淡いタッチに不思議と哀愁を感じてしまいました。

曲も雰囲気にあっていて良かったと思います。

全体としてこの作品に対して思うことは、キャラクターでも絵でもなく、あのやわらかいシナリオとラストのあの手紙の言葉がこの作品の全てだと思っています。
気になった方はやってみるのもいいかもしれません。
私も最後はかなり胸にきました!

ランクB+!


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